ベビーベッドは必要？置かない？

新生児を迎えるご家庭にとって、ベビーベッドを設置するかどうか、迷いますよね。この記事では、ベビーベッドのメリットとデメリットをについて紹介したいと思います。私は実際に2人子供がいて、ベビーベッドあり、なしをそれぞれ経験しましたので、結局のところどっちがいいの？！という部分にお役立ちできれば幸いです。

ベビーベッドの必要性について

赤ちゃんが家に来るのは多くの家庭にとって楽しみですよね。同時に多くの準備が必要でバタバタすることも多いかと思います。その中でも、まずは赤ちゃんがほとんどの時間を過ごすであろう場所について考えることが多いと思います。ベビーベッドは一つの選択肢でだと思いますので、ベビーベッドの利点とデメリットを紹介したいと思います。

ベビーベッドのメリット

ベビーベッドを使う最大のメリットは安全性です。ベビーベッドは、SIDS（乳幼児突然死症候群）を防ぐための特定の安全基準を満たしていることが多く、赤ちゃんを危険から守ります。大人が一緒に添い寝をしていて、子供の上に覆い被さってしまうことや、初めての寝返りをした際、大人が使用している低反発のマットレスに顔が埋もれて呼吸ができないことをベビーベッドを使用することで未然に防ぐことができます。

ベビーベッドを用意したとしても、マットレスを含む寝具類は少し硬めにした方が良いです。

また、赤ちゃんが自立する最初のステップとして、自分だけの安全な空間を確保することで赤ちゃんは徐々に親から独立した睡眠パターンを発達させることができます。

更に、ベビーベッドは親の睡眠の質を向上させる助けにもなります。赤ちゃんが自分のベッドで快適に眠ることができれば、親は赤ちゃんのすぐ近くで異常がないか監視しながらも、よりリラックスした睡眠が得られるのです。これは育児の初期段階でのストレス軽減にも繋がりますよね。

ベビーベッドのデメリット

ベビーベッドを用意することにはデメリットもあります。まず、コストが挙げられます。安全規格を満たした高品質のベビーベッドはレンタルしたとしても価格はそれなりに高く、育児に関する他の多くのものと同時に準備すると、家計に大きな負担となることがあります。

また、ベビーベッドを設置するスペースを必要とするため、住環境によっては置く場所を確保するのが難しい場合もあります。標準的なサイズで高さが115cm、横幅が125cm、幅が75cmのものが一般的な大きさになりますので、限られてスペースでは、狭く感じられることがあります。

ベビーベッドの下の部分は収納スペースになるタイプが多いので、一概に狭くなるだけではないこともあります。赤ちゃんの安全を最優先と考えるならば、ベビーベッドはおすすめな選択肢です。

ベビーベッドなしの育児

ベビーベッドを用意しない選択をする家庭もあります。ペースの制限、経済的理由、または家族のライフスタイルに基づくことが多いですね。ベビーベッドなしで赤ちゃんを育てる代替手段がありますので、いくつか紹介したいと思います。

代替的な寝具オプション

ベビーベッドを使用しない場合、「ベビーマットレス」や「クリブマット」など、床に設置するタイプの寝具です。これらは移動が容易で、場所を取らないため、小さな住空間に最適です。また、「ポータブルクリブ」もよく利用されます。これは設置と収納が簡単で、使わない時はコンパクトに畳んでおくことができ、さまざまな環境に対応しますよね。さらに、一部の親たちは「ベビーハンモック」を選ぶこともあります。これは赤ちゃんを優しく揺り動かすことができ、リラックスさせる効果があると言われています。

我が家では長めの座布団を使っていました。選択ができ、持ち運びが簡単なので、家事の合間、合間で長座布団ごと移動して極力、目を離さないようにしていました。

安全に一緒に寝る方法

赤ちゃんと一緒に寝ることを選ぶご家庭も少なくありませんよね。むしろ可愛い盛りの我が子の寝顔をずっとでも見ていたいと思う人も多いかと思います。

また、夜間の授乳が必要な期間はさらに魅力的ですよね。一緒に寝る時は赤ちゃんの安全を確保するためには、大人用ベッドを赤ちゃんに適した環境に整えることが大切です。使うマットレスは少し堅く、ベッドシートはピッタリと張り、枕や重い布団、その他の柔らかい物体は赤ちゃんの周りには置かないようにしましょう。また、ベッドの周囲は赤ちゃんが挟まることがないようにするため、壁との隙間を避けるように配置することも大切です。

ベビーベッドはあった方が良い？

育児スタイルによって、必要性が変わるベビーベッド。我が家では最初の子はベビーベッドなし、2人目は上の子が動き回る年齢だったのでベビーベッドをレンタルしました。家族構成や何人目の子供かによって人それぞれかと思いますが、あってもかなり役立つことは間違いないと思います。育児は基本的にはバタバタの連続なので少しでも役立ちそうなアイテムがあれば取り入れてみてはいかがでしょうか。