マットレスで寝ると暑いのはなぜ?夏でも快適に眠れる対策を解説
マットレスで寝ると熱がこもり、暑さを感じて寝苦しくなることがあります。マットレスが暑いと感じるのは、通気性の悪さや柔らかすぎる素材などに問題があるケースが多いです。暑い夏でも快適に眠るために、寝苦しさを解消する対策を取り入れましょう。この記事では、マットレスで寝ると暑い理由や、すぐにできる暑さ対策を解説します。
この記事を読むための時間:3分
マットレスで寝ると暑くなる原因
マットレスで寝ると暑くなるのは、3つの原因があります。
- 通気性が悪い素材を使っている
- 側生地の吸水性・吸湿性が悪い
- 沈み込みが強いと熱がこもりやすい
それぞれ詳しく解説します。
通気性が悪い素材を使っている
マットレスが暑くなる主な原因の1つは、通気性の悪い素材を使用していることです。通気性が悪い素材は空気の循環を妨げ、体から発散される熱をこもらせてしまいます。
側生地の吸水性・吸湿性が悪い
マットレスに使われている側生地の吸水性や、吸湿性が悪い場合も、暑さを感じる原因となります。汗などの水分をうまく吸収せず、湿気をため込んでしまうことで、寝具が蒸れやすくなります。
沈み込みが強いと熱がこもりやすい
マットレスへの沈み込みが強い場合も、身体が熱くなりやすいです。身体とマットレスが密着しすぎるため、空気が循環しにくくなります。その結果、体から発せられる熱がこもり、寝ているときに暑さを感じやすくなります。
マットレスの暑さ対策5選
マットレスの暑さ対策には、5つの方法を実践してみましょう。
- 吸水性・吸湿性が良いシーツを使う
- 冷感素材の敷きパッドを使う
- 通気性の優れたすのこベッドを使う
- マットレスの配置を変える
- 寝る前に寝具を冷やしておく
それぞれ詳しく解説します。
吸水性・吸湿性が良いシーツを使う
マットレスの暑さを和らげるためには、吸水性と吸湿性の優れた素材のシーツを選びましょう。汗を速やかに吸収し、ムレを軽減させることで、熱がこもりにくい快適な睡眠環境を作ります。素材は、吸湿性の高いコットンやレーヨンなどがおすすめです。
冷感素材の敷きパッドを使う
冷感素材の敷きパッドをマットレスの上に敷くことで、体感温度を下げることができます。特殊加工された素材が体温を逃がし、熱のこもりを防ぐため、夏場や暑い地域の方におすすめです。また、乾きやすく洗濯もしやすいので、暑さが続くときの使用にも向いています。
通気性の優れたすのこベッドを使う
通気性の高いすのこベッドを利用することで、マットレスと床面の間に隙間ができ、空気の流れを促進します。マットレス下部の熱を逃がすことで通気性を高め、暑い日でも快適な睡眠が得られやすいです。また、湿気を好むカビやダニ対策としてもおすすめです。
マットレスの配置を変える
マットレスの配置を変えることで、部屋の風通しを良くし、熱のこもりを改善します。特に、窓の近くやエアコンの風当りが良い場所に配置すると、冷気を取り込みやすくなるのでおすすめです。
また、ベッドやマットレスは、壁と密着させずに空間を空けるようにしましょう。壁と10cmほど離して、空気が通るようにしておくと、マットレス本体に熱がこもりにくくなります。
寝る前に寝具を冷やしておく
寝る前に、枕やシーツを冷やすことで、体感温度を下げることができます。クーラーの風を当てた寝具を使うことで、眠りに入るときの不快感を軽減します。ただし、睡眠中に部屋が寒すぎると体調不良を引き起こす場合もあるので、適切な設定温度にしたりタイマーを活用したりして、調節してください。
マットレスの暑さ対策で心地良い眠りを
マットレスの暑さ対策には、いくつかの方法があります。吸水性や吸湿性が良いシーツ、冷感素材の敷きパッドを利用することで、体感温度を下げる効果が期待できます。さらに、除湿対策やクーラーの使用も取り入れて、マットレスにこもった熱を素早く逃がすのがポイントです。マットレスの通気性がより高まるように、自分に合った暑さ対策を実践してみてくだい。