ダブルベッドの掛け布団は別々がいい?快適に眠るための布団の選び方
夫婦やカップルがダブルベッドで一緒に寝る時、掛け布団を共有するか迷った経験がある方も多いのではないでしょうか。一緒の布団に入ることでお互いの温もりを感じながら眠ることはできますが、必ずしも快適な睡眠環境とはいえないかもしれません。
そこで本記事では、2人で1枚の掛け布団を共有するメリットとデメリットについてご紹介します。さらには、2人で寝る時におすすめの掛け布団のサイズも併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。
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2人で1枚の掛け布団を共有するメリット
窮屈そうに感じられますが、2人で1枚の掛け布団を共有することで得られるメリットもいくつか存在します。お互いの温もりを感じやすいため、付き合い始めたばかりのカップルには特におすすめです。ここでは、その他にも考えられる掛け布団を共有するメリットについて詳しくご紹介します。
寝具を揃えるのにかかる費用が抑えられる
2人で1枚の掛け布団を共有すれば、寝具を揃えるのにかかる費用が抑えられます。冬用・夏用の掛け布団やカバーを購入したり、衣替えの時期に毎回クリーニングに出したりするとなると、1枚だけの方がコストがかかりません。そのため掛け布団の共有は、経済的に良い選択肢だといえるでしょう。
洗濯や掃除にかかる時間が短くなる
1枚の掛け布団を2人で共有すると、洗濯や掃除の回数が少なくなるため、毎日の家事にかかる時間が短くなります。1枚差だけではあまり変わらないように感じられますが、布団カバーを着脱したり竿に干したりする作業を毎回行うとなると、倍の時間と労力がかかります。1枚であれば保管する際もあまりスペースを取らないので、狭い家でも収納に便利です。
2人で1枚の掛け布団を共有するデメリット
いくつかのメリットを持つ掛け布団の共有ですが、快適な睡眠環境を確保したい方にはあまりおすすめできません。ここでは、2人で1枚の掛け布団を共有するデメリットについてご紹介します。
寝てる間に取り合いになるケースがある
1枚の掛け布団を共有する際、特に問題になるのが、寝ている間に掛け布団の取り合いになることです。特に体格や暑さ・寒さの感じ方がお互いに異なる場合、一方が無意識の内に布団を奪ってしまう可能性があります。布団の取り合いにより夜中に目が覚めてしまうと、睡眠の質が低下するおそれがあるので、別々の布団を使用するなどして対処しましょう。
好みの布団を使用できない
2人で1枚の掛け布団を共有すると、好みの布団が使用できないという問題が生じます。個人の嗜好や暑さの感じ方はそれぞれ異なるため、好きな布団の素材や分厚さにも違いが出てきます。特に、男性と女性では温度の感じ方が異なるケースが多いので、それぞれの要求を満たすには、別々の布団を使用する方が良いでしょう。
ダブルベッドに2人で寝る時におすすめの掛け布団
ダブルベッドで使用される掛け布団のサイズは190cm x 210cmが一般的です。しかし、体格や寝相によっては、2人で一緒に使用するには小さく感じられる可能性があります。そのため、1枚を共有したければワイドダブルやクイーンなど大きめの掛け布団を選ぶのがおすすめです。もしくはより快適に寝られるよう、シングルサイズの掛け布団を2枚準備して、別々で使用するのも良いでしょう。
2人の好みに合わせて掛け布団の種類を決めよう
本記事では、2人で1枚の掛け布団を共有するメリットとデメリットについてご紹介しました。1枚の掛け布団を一緒に使用する場合、寝具を揃える費用が抑えられたり、洗濯や掃除にかかる時間が短縮されたりします。
しかし、寝ている間に取り合いになるケースもあるため、十分な大きさの掛け布団を選ぶか、シングルサイズの掛け布団を2枚準備するか、何らかの対策を講じなければなりません。メリットとデメリットの両方を理解した上で、2人の好みに合わせて掛け布団を共有するかどうかを決めましょう。